ゲームニクスこそ日本を救うヤバ解だ!(2)
【前回】
ゲームニクスこそ日本を救うヤバ解だ!(1) - ファニじろうのヤバ解
またテレビのリモコンの話になりますが、お手もとにあるリモコンを見てみてください。ボタンがいくつ付いていますか?
私の手もとのリモコンには50個くらいのボタンがあります。
ではファミコンのコントローラーはどうか。
左から、十字ボタン、セレクトボタン、スタートボタン、Bボタン、Aボタン。
たったの5個です。しかも主にゲームに使うのは十字ボタンとA、Bボタンの3つ。
でも、これだけのボタンで、ものすごく複雑な動きができます。
そして、それぞれのボタンには、だいたい次のような役割が与えられていました。
・十字ボタン…押した方向へ動く
・Aボタン…決定、ジャンプなど
・Bボタン…キャンセル、攻撃など
これは、子どもたちのなかでは、常識というか、体に染み付いていて、はじめて遊ぶゲームでも説明書など見なくても、自然と上記の操作が直感的にできました。
いわゆる「おやくそく」だったのです。
さて、皆さんがテレビで録画予約をするとき、番組表から見たい番組を選択することが多いと思いますが、直感的に操作できますでしょうか?
ながらく愛用していて、すっかり操作に慣れたという方も、きっといらっしゃいますよね。
しかし私はいつも録画予約の操作にストレスを感じています。
というのも、操作する画面によって、ボタンにあたえられた役割が変わってしまうからです。
たとえば、録画用の番組表を表示して、次の日の番組表を見たいとき、どのボタンをおせば表示されるか、すぐには分かりません。
とくに赤・青・黄・緑のボタンの役割はまるで統一性がありません。(たぶんウチのやつだけじゃないはず…)
慣れてしまえばなんてことはないかも知れませんが、これはユーザーインターフェース、つまり直感的に操作できるというゲームニクスにはまるっきり反したものです。
リモコンはもっと最小限のボタンで、画面のカーソルもキビキビと動いてもらう必要があるんじゃないでしょうか。
なんとなく、ゲームニクスについてご理解いただけたでしょうか^^;
もうちょっとだけ続きます。